改造内閣は極右国家社会ブラック労働党からまともに成れるか?

毎日新聞記事より

内閣改造:「リフォーム詐欺」「安全運転」 識者が命名
2017年08月03日


改造内閣、名付けてみました

 急な下り坂で、慌てて「安全運転」−−。心機一転を図り、3日に発足した改造内閣

2012年12月に自民党が政権を奪還して第2次安倍内閣が発足した当時、毎日新聞の取材に応じた識者に改めて尋ねると、こんな評価が聞こえてきた。
【遠藤拓、後藤豪】

 3日夕、安倍首相は首相官邸での記者会見で、改造内閣について「結果本位の『仕事人内閣』」と評した。揺らぐ「安倍1強」体制の行く末を案じてか、表情が心なしか硬い。

 コラムニストの小田嶋隆さんは、改造内閣

リフォーム詐欺内閣」と命名した。

「住宅の基礎部分にヒビが入り、建っているのも不思議なのに、関係のない外壁を塗り直して住民をだまそうとしている。森友学園加計学園の問題を総括しなければ、国民は納得しない」と手厳しい。

 閣僚の留任や再登板が相次いだことを反映し、識者2人が改造内閣の名称に「安全運転」を盛り込んだ。

 教育評論家の尾木直樹さんは「霞が関安全運転内閣」。

麻生太郎財務相菅義偉官房長官を交代させずに手堅さをアピールしようとしても、「霞が関の官僚や永田町の政治家たちにしか通用しない」と感じるからだ。特に菅氏を念頭に、「論拠を示さずに突っぱねるような答弁が多い。一般社会では通用しないでたらめさだ。こうした中心人物が残ったままでは本質も印象も変わらないし、政権と距離のある人を入閣させてもスパイスにもならない」と皮肉った。

 一方、漫画家のしりあがり寿さんは「下り坂だよ安全運転内閣」とした。

「支持率が下り坂になり、慌ててブレーキをかけて安全運転に切り替えた。いろいろ配慮しているのだろうが新鮮味に欠ける。支持率の下落にうまくブレーキがかかるかどうかは分からない」

 転機を迎えた安倍政権。小田嶋さんは、その本質を「縁故主義」とみる。

「森友、加計問題では、妻や腹心の友を守る姿勢が目に余った。『共謀罪』法案などを強引に通しても政権は壊れなかったが、国民は首相の『私』の部分に嫌気がさしたのでは」と解説する。

しりあがりさんは自民党が惨敗した先月の東京都議選を踏まえ、「国民は今の状況に満足していない。別の選択肢があれば、そちらになびく。首相は緊張感を持って政権運営を」と注文を付けた。


ブロゴス記事より

口調は丁寧だったが、失敗に終わった安倍首相の閉会中審査
田原総一朗

7月24日と25日にわたって、衆参両院予算委員会の閉会中審査が開かれた。安倍晋三首相は加計問題について、国民に説明したいと考え、委員会を開いたのだろう。だが、何のために開いたのか、さっぱりわからない結果になった。安倍首相の口調はきわめて丁寧で、説明にもたっぷり時間をかけた。しかし、国民の疑念はさらに深まったと言わねばならない。
では国民は、何が聞きたかったのか。岩盤規制を破って獣医学部新設が許可されたのはわかった。だが、なぜそれが加計学園なのか。知りたいのは間違いなくこの点だ。この決定がフェアになされたのか。それとも、なんらかのいかがわしいやりとりがあったのか。それが国民の知りたいことだった。
安倍首相の答弁によると、こうだ。今年1月20日、国家戦略特区諮問会議で、国家戦略特区制度を活用して進める加計学園獣医学部新設の計画を知った。つまり、加計学園獣医学部新設が認定されるまで、加計学園が申請していることも安倍首相は知らなかったという。
しかし、それはほんとうなのか。安倍首相は、一方で、加計学園理事長と昨年7回も食事をともにしているのだ。理事長にとって当時、もっとも重要な課題だったはずの獣医学部新設問題について、まったく話に出なかったと信じろというほうが無理だろう。このような答弁をして平気でいられる安倍首相の認識が、僕には理解できない。一般常識と大きくずれているとしか思えないのだ。
しかも6月の参議院予算委員会で安倍首相は、「構造改革特区で申請されていたことは知っていた」と答弁している。この矛盾を、蓮舫議員に指摘された安倍首相は「急にご質問があったので」「混同があった」と謝罪したのだ。
だが、質問は事前に提出されているはずだ。「急に」という言い訳は、いかにも苦しい。わざわざ予算委員会を開いたのに、安倍首相は自分に対する不信感を膨らませたようなものだ。
さらに、この加計学園問題に関して、「追及する側」からの文書は数多く出てきている。一方、「追求される側」からは文書がまったく出てこないのだ。これは、森友学園問題でも同じだった。
省庁間や省庁内部のやりとりが文書化されていないわけはない。しかも、森友学園でウソとわかる証言を繰り返した官僚は、その後、国税庁長官に栄転している。これでは「役人はウソをつけ」と言っているようなものだろう。
そのうえ、今になって稲田朋美さんが防衛大臣を辞任した。

そして支持率回復をもくろむ内閣改造での目玉も、何もない。
わざわざ予算委員会を開いて、国民をバカにしたような答弁を安倍首相が繰り返したのは、なぜなのか。僕はまったく理解できない。安倍内閣が、じり貧なのは、いまや明らかだ。



真詮寺掲示板極右国家社会ブラック労働党政権から、まっとうな、富の公平な分配に気を配る本来の資本主義保守党に戻れるか、否かですが、小泉首魁以来安部首魁に至るまで、新自由主義経済なる奴隷制経済主義に染まり続けるのでは、無理でしょう。ロバート・ライシュ博士の暴走する民主主義に学ばない、歴史上いまだかつて存在したことのないトリクルダウン説を自信満々とのべる安部首魁の基本精神は彼が三顧の礼を尽くして議員にした豊田真由子議員の啖呵と全く同じ精神ですから、北朝鮮の金共産党首と変わりませんから日本国主権者が、いよいよ、永久解任の処置を来る総選挙にて採らなければ、国は、滅びます
以下はブロゴス記事より


■ ライフ
時給400円で深夜まで奴隷労働 「メイド・インジャパン」は外国人技能実習生の犠牲の上に成り立っている
キャリコネニュース

外国人技能実習生をめぐる問題は後を絶たない。岐阜県にある「外國人相談センター」には、年間100人ものアジアから来た若者たちが、全国から助けを求めて逃げてくるという。
日本の工場などで技術を学び、母国の経済発展を担う人材を育てる目的で来日している実習生は、現在約21万人。8月1日放送の「ガイアの夜明け」(テレビ東京)が彼らの窮状を伝えると、あまりの待遇のひどさがネットで話題になっていた。(文:okei)
7時から24時までほぼ休みなく、未払い賃金・残業代は1人600万円
[画像をブログで見る]
岐阜県大垣市の縫製工場で働く5人の中国人女性が訴えたのは、長時間労働と賃金・残業代の未払いだ。会社が書かせた勤務表には、8時半から19時までとあるが、実際は7時から24時まで。日曜日以外ほぼ毎日働き、7カ月で1日しか休みがなかったという。彼女たちは、
「明け方4時に帰ってきて2時間しか寝られない時もあった」
「給料は3か月もらっていない」「残業代は2月から4か月(未払い)」
と口々に苦境を訴える。
給料明細はすぐに取り上げられてしまうため、スマホで隠し撮りしていた画像を見ると、時給は最低賃金を大きく下回る400円。残業時間は197.25時間とはっきり明記されていた。給料はこれだけ働いてたったの13万8900円だ。
未払いの賃金は1人当たり620万円以上にのぼる。彼女たちは、同センターの責任者・ケンカイさん(58歳)が組織する労働組合に加入し、賃金と残業代の支払いを会社に求めた。ところが社長は「払う金がない」と言い、そのまま倒産してしまった。
数十日後、寮になっていたアパートも契約解除。彼女たちは住む場所まで奪われた。ケンカイさんはこれを、倒産での賃金未払いを立て替える、国の制度を利用した計画倒産と見ている。原資は企業が負担した保険料だが、会社の記録を元にした未払い分の8割しか出ない。彼女たちはケンカイさんの元に身を寄せており、未払い分を取り戻すまで中国には帰れないと涙ぐんでいた。
「制度に大きな欠陥」と専門家も指摘
技能実習生の問題に取り組む指宿昭一弁護士は、「制度に大きな欠陥がある」と指摘する。違法があれば移れるという建前にはなっているが、実際に声を上げて(会社を)移れるケースはまれで、「移る先を見つけようがないし、誰も協力してくれない」のだという。
実はほとんどの実習生は、渡航費や研修費などで60万円?100万円の借金をしてやってくる。職場は選べず、低賃金で長時間労働でも我慢して働き続けるしかない。まるで奴隷のようだ。「唯一逃れる手段は逃げること」で、それが失踪のケースの多くだと説明した。
中には、カンボジア人実習生たちに訴えられ、素直に支払いに応じた婦人服の縫製工場もある。

その会社社長は、「景気が悪くなって、加工賃が1着1200円に下がっている。2000円くらいもらわないと…」などと、自身もつらい立場を明かしていた。
服を1着作るのは結構な技術を要するが、1着1200円とはなんとも切ない。そこから利益を出すためには何百着も作らなくてはならず、低賃金で長時間労働が蔓延してしまうのだろう。
「18世紀かよ」などと、驚き、嘆きの声
それにしても、時給400円はあんまりだ。番組を見た視聴者からは、「18世紀かよ」などと、驚きの声が、多数あがっていた。
「(中略)己の利益しか考えていない経営者のなんと多いことか。日本ってどうしてこんな国になってしまったんだろうなぁ」
彼女たちが主に作っていた服は、「メイド・イン・ジャパン」をウリにする婦人服ブランドだ。品質に厳しいが納期は短く、5日で500枚以上つくったこともあるという。番組では名が伏せられていたが、タグの映像からネットユーザーに特定され、ツイッターで晒される事態にもなっている。
「メイド・インジャパン」は時として、外国人実習生たちの犠牲の上に成り立っていたのだ。やはり暗然としてしまうが、こうした現実を日本人がもっと知るべきという番組の姿勢に対して、「さすが!もっとやってほしい!」という称賛の声も多数上がっていた。