トランプの女性蔑視や人種差別的な言動が第三次世界大戦を起こすか

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トランプ擬きが、ヨーロッパで政権を占めれば、あたかもファシズムヒトラームッソリーニ、ぺタン、大日本帝国軍部と同様な世界情勢になり、ロシア中国が中東アフリカで勢力を伸ばし、アメリカのリトルブッシュが引き起こした中東アフリカの戦乱はますます過酷なものとなるでしょう。そして、中国とロシアは、かつてのカチンの森事件のようなホロコースト犯罪を引き起こし、また、両国により創られた傀儡政権は、さらに過酷な異部族殲滅を進めるなか極右ヨーロッパとトランプアメリカは傍観するのみで、時が経ち、ロシアと中国がそれぞれ支援支配する中東アフリカ諸国は支配部族が被支配部族絶滅完了した時点で他部族が支配する他国の殲滅作戦へと侵略化します
ロシアと中国はそれぞれが支援する単一部族国家の支援を続けあげくのはてに、両国間の戦争へと繋がるのではありませんか
その時点でも、トランプさんは気にもしないでしょう。

■ 政治

反トランプデモ、欧州でも動き
小宮山洋子

トランプ大統領の就任から一夜明けたアメリカで、トランプ氏の女性蔑視や人種差別的な言動に抗議して、大規模なデモが全米各地で行われ、フランス、オーストラリアなど世界各国でも、と報じられています。

首都ワシントンで行われた「女性大行進」には約50万人が参加し、歌手マドンナさんなどもデモに参加し「ホワイトハウスを爆破したい」などと発言した、ということです。


フランスのパリでも約7千人が「自由・平等」などのプラカードを掲げて行進しました。

チェコイスラエル、インドなど各地でもデモが行われ、80ヶ国での参加者は470万人に上りました。

過激な言動は、選挙中だからだと信じようとしていた人たちが、就任演説を聞くなどして、そのままの言動で大統領としても振る舞うことがわかり、抗議の動きが広がっているのかと思います。


これから4年間、どのようにアメリカの、世界の舵取りをしていくのか、どうしても絶望的な気持ちになります。

心配していたとおり、トランプ大統領の就任の波紋が、欧州にも及んでいます。

今年、大きな選挙が相次ぐEU各国の右翼ポピュリズム政党が、就任式翌日の21日、ドイツに集まり、民衆による政治が始まった、と気勢を上げ、トランプ大統領と同じ「自国第一」を掲げている、ということです。

3月に総選挙があるオランダのウィルダース自由党党首、

4?5月に大統領選挙があるフランスのルペン国民戦線党首、

9月に連邦議会選挙があるドイツのAfD(ドイツのための選択肢)のペトリ党首など

が、トランプ氏を意識し、欧州の統合を重んじて難民受け入れに寛容なドイツのメルケル首相と対峙する発言をしています。

世界中が分断されてきているように感じます。


それぞれの国の不満の背景は違い、どのように共同して取り組むのかは明らかではありませんが、不気味な動きであることは、間違いありません。

トランプ大統領アメリカや欧州での動きは、ひとごとではなく、各国の政府や政治家、そして国民が、何が平和や自由、平等や公正のために必要かを考え、行動していくことが不可欠だと思います。


■ 政治

トランプ米政権、首席補佐官も米メディアを攻撃 「徹底的に戦う」と


BBCニュース

20日に発足したトランプ新米政権は、大統領を含めて幹部が相次ぎマスコミによる報道を攻撃している。

21日にドナルド・トランプ氏自身が

「マスコミとは戦争状態にある」

と述べたほか、

22日にはラインス・プリーバス首席補佐官が米メディアについて、

「この大統領の正当性を損なおうとしている。

ただ何もしないで座視するつもりはない」

と述べた。

プリーバス補佐官はフォックス・ニュースに出演し、「マスコミは最初から、選挙結果をいかに不当なものにするか、その話ばかりしている」と述べ、新政権はそのような報道に対して「毎日、徹底的に戦う」と表明した。

トランプ大統領は就任翌日の21日、米中央情報局(CIA)本部を訪れ、自分はマスコミと戦争状態にあると述べ、記者というものは「地上で最も嘘にまみれた人間」に属すると非難した。

さらにトランプ氏はCIA本部で、大統領就任式の群衆は連邦議会議事堂前からワシントン記念碑までずっと続いていたと主張。

しかし、ワシントン記念碑から撮影された現場の写真は、群衆がそのはるか手前で途切れた様子を写し出している。

新大統領は、テレビ映像や写真は不正確だと述べ、参加者は推定25万人という報道に強く反発。

「150万人くらいに見えた」と述べた。

またショーン・スパイサー大統領報道官は初の公式記者会見で、

「就任式の観衆としては文句なく過去最大だ。現場でも、世界中でも」

と激しい調子で断定。

「就任式への熱意を薄めようとするのは恥ずべき真似で、間違っている」

と報道を非難した。

報道官は、就任式の人数について「誰も数字を持っていない」と述べながらも、「72万人がいた」とも発言した。 「代わりの事実」 大統領選の選対本部長だったケリーアンコンウェイ上級顧問は、NBCテレビでスパイサー報道官の発言について質問され、「あれはalternative facts(代わりの事実)」だったと発言し、司会者に強く反論された。

NBC番組「ミート・ザ・プレス」で司会のチャック・トッド記者はコンウェイ氏に、なぜスパイサー報道官は最初の記者会見で「ほぼ確実に虚偽の内容を口にしたのか」と質問。

これに対してコンウェイ氏は、「そのような言葉で報道官について話し続けるなら、あなたたちとの関係を考え直さないとならないでしょう」と返答。

トッド氏がさらにコンウェイ氏に回答を求めると、コンウェイ氏は報道官が提示したのは「代わりの事実」だと述べた。

トッド氏はこれに対して、「代わりの事実は、事実とは違う。 それは虚偽だ」と強く反論された。

コンウェイ氏はさらに「群衆の人数を本当に把握する方法はない」と強調。

記者がこれに笑うと、「私を笑いたいならいくらでも笑えばいい。あなたが今そうやって笑ったのは、まさに私たちに対するマスコミの態度そのものだ」と強く反発した。報道官発言について「代わりの事実だ」と答える前、コンウェイ氏はさかんに、マスコミがいかに新政権を不当に扱っているかと語り続け、米誌タイムの記者が、キング牧師の胸像が大統領執務室から撤去されたと誤って伝えた件を繰り返し取り上げた。

タイム誌の記者はすでに誤報を謝罪している。

就任式の観衆の人数について、大統領や報道官の相次ぐ発言を受けて、多くの米メディアは2009年就任式の写真との比較などを根拠に、報道官発言を非難。

米紙ニューヨーク・タイムズは報道官発言は「偽の主張」で、「新政権の幕開けに、強烈な中傷と非難をあらわにした」と書いた。 CNNやABCニュースも、スパイサー報道官の主張に対して、詳細な反証を展開した。

トランプ氏は22日、就任式の視聴者数について視聴者数は3100万人で4年前より1100万人多いと個人アカウントからツイートした。市場調査会社ニールセンによると、就任式の中継を米国内で見た視聴者数は、オバマ前大統領やレーガン元大統領の1期目の就任式よりも少ない。

オバマ氏の1期目の視聴者数は3770万人、レーガン氏の1期目は史上最多の4180万人。オバマ氏の2期目は2060万人だったという。トランプ氏の3060万人はカーター元大統領やニクソン元大統領に次ぐ、歴代5位。

トランプ氏はさらに、21日に世界各地で数百万人が新政権に抗議したことについて、まず「ついこないだ選挙をしたばかりだと思っていたが」「どうしてこの人たちは投票しなかったんだ」とツイート。その約1時間後には、「平和的な抗議はこの国の民主主義の大事な長所です」と論調を変えたツイートが発信された。