四国から帰路へ

現代の弘法大師曹洞宗版であると言っても過言でない、報四恩精舎を午後訪ねたのち、再び、香美市に戻ってから帰路につく。

昨日高知共済会館での、高知弁護士会主催の過労死シンポジウムに参加した際、

NHKインタビューにお答えしましたことの抄が、ネットニュースに文字で流されました。

以下は高知放送局記事より

過労死防止 シンポジウム

大手広告会社、電通の新入社員だった女性が過労のため自殺するなど、長時間労働が問題となるなか、過労死の防止などについて考えるシンポジウムが高知市で開かれました。

このシンポジウムは高知弁護士会が開き、高知市の会場にはおよそ50人が集まりました。

はじめに、

谷脇和仁弁護士が「高知県内でも、タクシー会社の運転手が24時間連続の勤務を続けた結果、過労死した事例があるなど、電通長時間労働の問題は決してひと事ではない」と述べました。

続いて、

過労による自殺で息子を亡くした高知県の男性が講演し、

「息子は就職した会社で長時間労働を強いられ、夢よりも死を選ぶしか道がなくなってしまった」と、時折声を詰まらせながら話しました。

そのうえで、「今後、過労死や過労による自殺をなくすため、命よりも大切な仕事は絶対にないということを、これから就職する人たちにもっと教えないといけない」と訴えました。

参加した静岡県の63歳の男性は

「話を聞いて、企業の過労に対する意識の低さを強く感じました。

労働者を救えるようなシステムがもっと必要だと感じました」

と話していました。

谷脇弁護士は

「悩みを抱えている方は、取り返しのつかない事態になる前に、行政でも弁護士でもよいので相談してほしい」

と話していました。

01月21日 17時25分

注 高知法律事務所

弁護士 谷脇和仁

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