国家極右ブラック社会労働党公明党連合政権の杜撰な道

これからの日本は、永世武装中立国としてまた、武装に必要な武器装備を世界で唯一営利企業の製造を禁止し、国営工場でのみ製造し、かつ民間の特許権等は無償で使う。とすれば、武装費用は現行の数十分の1となり、それ以前まで武装費用とされていた営利軍事企業の利益部分が、社会福祉費用に廻せることとなり、年金、公的健康保険、大学院にいたるまでの低額学費などが受益者負担主義ではなく、国民負担部分が限りなく無料化に近づくのです。

また、海外での戦争にいかなるかたちでも荷担することは皆無となりますから、これからの、海外での戦争紛争地帯での、はたまた、天候異変による食料飢餓の生ずる地帯での、日本の援助は、いかなる戦闘も行われない状態でのみ、現地での灌漑設備、道路等の設備、調理支給を含む食料供給等を、海外支援師団として数個師団を編成し、永世武装中立国として、戦闘皆無であることを当事国ならびに反政府勢力等に普段から駐在武官を用いて徹底的に説明し、人畜無害の奉仕であることをわからしめれば、師団のみならず日本の民間人も襲撃されることはないでしょう。

それが、日本国憲法の全文を通して最適な日本の採る道であり
北方領土問題も、いっきに、四島返還を拒むロシアの抗弁を封じることとなるのです。

日本は国営軍需産業のみにより武器装備を賄うことにより、最新鋭戦闘機など他国に比して数倍の数を廉価に常に揃えているわけですから、他国が日本を侵略占領しようとしても、できません。

永世武装中立国日本が例えば中国を上回る武装を常時すればよいのです。

ロシアも四島全面返還せざるを得なくなります。
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東京新聞記事より

?@【政治】
トランプ氏との接触に異議 米政府が日本に伝達
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2016年12月5日 02時00分

 安倍晋三首相が米ニューヨークで11月中旬に行ったトランプ次期大統領との会談に関し、米政府が事前に「トランプ氏はまだ大統領ではない。前例のないことはしないでほしい」と強い異議を日本政府に伝えていたことが分かった。日本側は、会談は非公式でトランプ氏提案の夕食会は見送るとして理解を求めた。しかし、米側は納得せず、ペルーでの国際会議に合わせて調整していたオバマ大統領との首脳会談は実現せず、立ち話にとどまった。日米外交筋が4日、明らかにした。 首相の外交姿勢に対するオバマ米政権の不快感が明らかになった形だ。
(共同)
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?A【政治】
親善あっての領土解決 ロシア経済紙記者、見通し
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2016年12月4日 朝刊
ロシア経済紙「コメルサント」のコロスチコフ記者=モスクワで
 ロシアのプーチン大統領の十二月十五日の訪日が迫り、日本では北方領土問題の進展に期待と不安が入り交じっている。ロシアの政財界関係者の意向を知り、日本の閣僚や政治家への取材経験もある経済紙「コメルサント」のミハイル・コロスチコフ記者(27)に見通しを聞いた。 (モスクワ・栗田晃、写真も)
 (対日交渉を担当する)ロシア外務省は厳しい態度を取っており領土問題で譲歩しないだろう。ロシアは四島が第二次世界大戦の結果、合法的に取得した領土だとみなしているからだ。安倍晋三首相は、経済協力で多くの約束をしたが、実現したものはまだ少ない。約束通りに進めば、外務省も日本が誠実に行動したと確信するだろう。
 考慮すべきポイントもある。プーチン氏は日本に対して、外務省より好意的な態度を取っている。安倍首相と協力できる可能性があるのは確かだ。
 領土の引き渡しは親善の意思表示があってこそ。現在、日本が対ロ制裁を行ったままの状態では、親善の意思は見えない。
 ロシア側はクリール諸島(北方領土と千島列島)での共同経済活動を提案している。日本企業に四島開発での優先権を付与することが可能だが、ロシアの法律の下で行われるべきだ。
 日米安全保障条約も忘れてはならない。これは日本領土すべてが適用対象で、島を引き渡した場合、米軍基地の設置が可能になる。ソ連崩壊後、北大西洋条約機構NATO)は東方に拡大した。(米国ばかりか)日本も信頼できない。
 ただトランプ氏の米大統領就任で米国からの圧力が弱まれば、日本にとってはロシアと事を進めやすくなる。しかし、トランプ氏が中国に敵対的な政策を取ると、難しくなる。日本は同調するよう求められるだろうが、ロシアは中国側に傾くと思うからだ。
 私も大統領訪日に合わせ日本を訪れる。日本の政治家たちを取材する機会があれば、こう聞いてみたい。「安倍首相はロシアと協力を続ける気があるのか、それともただ島が欲しいだけなのか」と。
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ドイツの戦後史に学ぶ資料です
■ メディア
「日本の戦後史となぞらえて見ることもできる」 ドイツ映画「アイヒマンを追え」クラウメ監督インタビュー
BLOGOS編集部

撮影:亀松太郎
ヒトラー政権下のドイツで行われたユダヤ人の大量虐殺。数百万人もの人々が強制収容所に送られ、命を奪われた。第二次大戦でドイツが敗北すると、ナチス戦犯への責任追及が厳しく行われたが、ユダヤ人移送を指揮したアドルフ・アイヒマンは海外に逃亡した。この大物戦犯をめぐる追跡劇をテーマにしたドイツ映画「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」が、日本の劇場で2017年1月に公開される。
史実をもとにしたこの映画の主人公は、ドイツ・ヘッセン州検事長を務めるフリッツ・バウワー。ナチス戦争犯罪の告発に執念を燃やすが、政治・経済の中枢に元ナチ党員が残る戦後のドイツ社会で孤軍奮闘を強いられる。逆境の中でも信念を貫こうとする老検事。その姿をドラマティックに描いた「アイヒマンを追え!」は高く評価され、ドイツ映画賞で作品賞など6部門を受賞した。
いまから半世紀前のドイツを舞台にした映画だが、戦争責任との向き合い方など、日本が抱えてきた課題と重なる部分も少なくない。映画の製作者は、現代の日本で暮らす私たちに、どのようなメッセージを伝えたいのか。劇場公開を前に来日したラーズ・クラウメ監督にインタビューした。(取材・執筆:亀松太郎)
ハンナ・アーレント」と共通する問いかけ
――ナチ戦犯アイヒマンに関する映画といえば、女性政治哲学者の孤高の戦いを描いた「ハンナ・アーレント」(ドイツ・ルクセンブルク・フランス合作)が2013年に日本で公開され、大きな反響を呼びました。「アイヒマンを追え!」と「ハンナ・アーレント」は、どのような関連性があるとお考えでしょうか?
ハンナ・アーレント」に興味を持った人ならば、きっと「アイヒマンを追え!」の主人公フリッツ・バウワーにも興味をもってもらえると思います。同じ時代、同じ題材を扱っているということもありますが、2つの映画は同じような問いかけと向き合っているからです。
ハンナ・アーレント」は、周囲の人々にとって聞き心地の良くない意見をあえて公表した結果、強い圧力にさらされる女性を描いています。「アイヒマンを追え!」は政治スリラーという側面もありますが、ハンナ・アーレントと同じような行動をするキャラクターが中心にいる映画です。
ハンナ・アーレントの姿にインスピレーションを感じた観客であれば、手強い敵が周りにいたにもかかわらず、ゴールに向かって戦い続けたフリッツ・バウワーの姿にも、きっとインスピレーションを感じてもらえるでしょう。
――自分と異なる意見の人に囲まれている中で意志を貫き続けるのは、現実の社会ではとても難しいことです。なぜ、バウアーは意志を貫くことができたのでしょうか?
バウワーは、必ずしも大きな成功をおさめたとは言えませんが、さまざな努力を続けて、功績を残しました。何が彼を突き動かしたのか。一つには、1934年に政治犯の収容所に収容され、政治的な転向を余儀なくされた体験が影響しているのだろうと考えられます。
もう一つは、独裁政治を経験していることが大きかったのではないかと思います。我々は生まれながらにして自由を享受し、そのために戦ったことがありませんが、バウワーは違います。そのような経験が、彼の強い信念を生み出したのではないでしょうか。
自分たちの国の「過去」とどう向き合うか?
――現在の日本で生活する私たちにとって、この映画の舞台である1960年前後のドイツは、時間的にも空間的にも遠く離れた世界だと言えます。日本の観客は、この映画をどう見ればいいでしょうか?
フリッツ・バウワーというキャラクターは、昔から存在するヒーロー像と重なる部分があるので、観客の年齢や国籍を問わず、すべての人にインスピレーションを与えてくれると思います。もちろん、日本人にも。
彼が守ろうとした民主主義やヒューマニズム、正義といった価値は、世界中の人々を一つにしてくれます。これは半世紀前のドイツの物語ですが、観客はそれぞれ、自分の国になぞらえて見ることができるでしょう。自分たちの国が過去とどう向き合うか、若い人々に民主主義をどう植え付けていくかについて、思いをめぐらすことができるでしょう。
たとえば、スペインの人々は、フランコ政権から社会がどう変わらねばならなかったかという課題を頭に描きながら、この映画を見ました。もしいま、エジプトでこの映画を上映したら、おそらく民主化のプロセスとなぞらえて見てもらえるのではないでしょうか。日本も同様だろうと思います。
――フランツ・バウワーの生き方から、我々が何か学べることはあるでしょうか?
この映画から学べることの一つは、民主国家と宣言したからと言って、すぐにその国が民主化するわけではないということです。ドイツという国は「ファシズムの国」から「民主主義の国」へ変わることを学ばなければなりませんでした。新しい憲法は1948年に制定されましたが、それによってすぐ、みんなが民主主義者になるわけではないのです。
映画の中に、バウワーが若者たちと対話するシーンが出てきます。若者に「ドイツ人としての誇りは何か」と問われて、彼は「過去から受け継いだものを誇らしく思うのではなく、自分たちの手で作り上げたものだけを誇らしく思え」という回答をしました。
バウワーの民主主義やヒューマニズムに対する信念は、我々にインスピレーションを与えてくれます。

国によって状況は違いますが、彼のメッセージは普遍的なものだと思います。