戦争の悲劇のひとつ

ウクライナ女性軍人「判決」へ=欧米非難、ロ大統領に制裁論も
ロシアで拘束されているウクライナ性空軍中尉、ナディア・サフチェンコ氏=9日(AFP=時事)
 【モスクワ時事】ロシアで拘束が続くウクライナ性空軍中尉、ナディア・サフチェンコ氏(34)の裁判が、最終段階を迎えている。ウクライナ東部紛争でロシア国営テレビ取材班が砲撃され死亡した事件を受けて連行されたが、本人は無罪を主張。ウクライナでは「ジャンヌ・ダルク」(地元メディア)と英雄視され、解放を求めるデモが激化している。
 サフチェンコ氏は昨年6月の砲撃事件後、「実行犯」として親ロシア派からロシアに引き渡された。しかし、ロシアの民間調査グループは「事件前に既に拘束されていた」と主張。ぬれぎぬを着せられた可能性があると指摘している。
 判決公判は21、22両日に行われ、禁錮20年以上の実刑が言い渡される可能性がある。サフチェンコ氏は法廷でウクライナ国章が描かれたTシャツを着用。最近、抗議のハンストを決行したほか、最終意見陳述では中指を突き立ててロシアを挑発した。
ロシアで拘束されているウクライナ性空軍中尉、ナディア・サフチェンコ氏の解放を訴えるデモ参加者ら=9日、キエフ(AFP=時事)
 東部紛争をめぐっては、昨年2月のミンスク停戦合意で「全ての捕虜・拘束者の解放」がうたわれた。欧米はサフチェンコ氏が犯罪者でなく拘束者に当たると主張し、ロシアに即時解放を要求。ロシアの行為が停戦合意違反に当たるという認識から、欧州連合(EU)欧州議会の議員が、プーチン大統領らを対象とする制裁リスト案も作成した。(2016/03/12-14:40)2016/03/12-14:40
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「ジャーナリスト殺害」ウクライナ空軍の女性飛行士に有罪判決 弁護側は無罪主張
産経新聞 3月21日(月)20時41分配信
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 ロシア南部ロストフ州の裁判所は21日、2014年6月にウクライナ東部の紛争でロシア人ジャーナリスト2人を殺害したとして、ウクライナ空軍の女性パイロット、サフチェンコ被告を有罪とする一審判決の言い渡しを始めた。検察の求刑は禁錮23年。弁護側は、被告に事件当時のアリバイがあり、違法にウクライナ領から連行されたとして無罪を訴えている。

 サフチェンコさんは拘束中の14年10月、ウクライナ議会選で親欧米政党の比例代表候補として当選しており、同国の親欧米派や民族派からは英雄視されている。有罪判決にはウクライナや欧米諸国からの批判が予想される。

 判決によると、被告は東部紛争に政権側の義勇兵として加わり、ロシア人ジャーナリストらの居場所を通報することで砲撃を助けたとされる。量刑言い渡しは22日になる可能性がある。

 ウクライナのクリムキン外相はこれまで、11人のウクライナ人が政治的理由でロシアに拘束されているとして解放を求めてきた。昨年11月には、ロシアによるクリミア併合に抗議していたウクライナ人映画監督のセンツォフ氏に対し、テロ準備罪で禁錮20年の判決が確定した。(モスクワ 遠藤良介)
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最終更新:3月21日(月)20時41分
極右ブラック労働党政権の掲げる、女性が輝く社会というのは下記の小林氏の意見に読み取れます。

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自民党は男尊女卑の亡国党である

小林よしのり

産経新聞とFNN合同調査は、メディアの体質上、
自民党支持の右派の支持者が多いという前提で
見なければならない。
つまり男尊女卑の傾向が強いということだ。
この調査によると、「保育園落ちた死ね」に
「共感する」層は、やはり男性よりも女性の方が多い。
これは当然だろう。
「共感しない」という層は、さすがに男女とも少ない
ようだが、20代の男性が52・4%、40代の男性が
50・0%もいるのが驚く。
20代男性はまだ独身も多いだろうし、実感がないのかも
しれない。
40代男性も非正規社員が増えてるし、子育てなんかに
関心がないのかもしれない。
産経新聞の支持者で40代と言えば、ネトウヨが多いから
当然と言えば当然だ。
最も多く「共感する」のは30代女性で64・5%、次に
40代女性で64・4%。
出産を考え、子育てを真剣に考える当事者が
多いのだろう。
これが産経・FNNの調査でなければ、もっと
「共感する」が多くなるのは推測できる。
そして当然、この出産・子育ての当事者を最大限
優遇するしか、少子化を防ぐ道はない。
愛国者ならそう考えるはずである。
男尊女卑傾向の強いメディアであっても、全体として
見れば、男女とも共感する方が多いのは救いである。
問題は自民党支持者で、共感するが33・8%しか
いない。
公明党支持者でも45・7%だ。
もはや「男尊女卑」が「愛国心」を上回る者たちが、
自民党に最も多いという結果が出ている。

自民党は亡国の党である。