遺伝子組み替えアルゼンチン大豆は安全ではない

velvetmorning blogより転記しました。<<前 次>>
すでに遺伝子組み換え種子の稲がモンサント住友化学の間で開発されている
2016-01-23

山田正彦元農相のインタビューが出ています。
ポイントだけ抜粋しますが、是非全文読んでみてください。


以下抜粋引用

TPP批准は止められる〜山田正彦元農相に聞く(1)
data-max.co.jp/280120_ymh_y01/

TPP批准は止められる〜山田正彦元農相に聞く(2)
data-max.co.jp/280121_ymh_y02/


聖域は守られなかった

TPPの英文の協定案の第2章の4「関税撤廃(Elimination of Customs Duties)」に、「段階的に(漸進的に)関税を撤廃する(progressively eliminate)」と明記されている。付属書には、7年後には農産物輸出国の要請に応じて再協議をしなければいけないと定められている。

米と自動車の関税が連動して、日本側の米の関税が撤廃されるのは30年らしい

TPPは秘密交渉で、4年間の秘密保護義務

米国USTRの当時のマランティス代表らは「(TPPで日本に)米韓FTA自由貿易協定)以上のものを求める」と判を押したように同じことを語っていた。

米韓FTAを結んで2年、韓国では畜産業の7割は廃業になった。
「守られた」と報道されていたコメも、今年から関税にして撤廃に向けて動きだす。


関税が撤廃されるということは、日本政府が発表した概要書のなかにも「漸進的に関税を撤廃する旨規定」とはっきり書いてある
。軽減ではない。2段階撤廃や7年後の交渉とは、概要書には書いていないが、先ほど話したように付属書には、7年後再協議と書いている。それを、日本政府は、農民にも、国民、消費者にも知らせていない。ただ牛肉や豚肉が安くなると言っている。


 食料品が安く輸入されて、私たちの暮らしが楽になると言われているが本当だろうか。かつてレモンの輸入が自由化された時、広島県を中心に国産が1個50円で生産、販売されていたが、サンキストレモンが、米国から1個10円で入って来た。日本国内のレモン生産者は、採算が取れなくなって、やめてしまったら、サンキストレモンは1個100円で販売されることになった。

 同じようなことは、メキシコでも起きている。メキシコ人の主食はトウモロコシの粉を焼いたトルチーヤだ。自由化すれば、米国から安いトウモロコシが入って来て、トルチーヤが5分の1の値段で食べられるようになると宣伝された。しかし、メキシコでは自由化されたら、確かに当初こそ遺伝子組み換えのコーンがどっと入って来て、安く食べられたが、またたくうちに、マクドナルドみたいな大手資本が市場を席巻すると、8倍の価格になってしまった。
 日本の農業が滅びれば、日本の食料の確保、食の安全にとって、非常に大事な問題だ。


TPP批准は止められる〜山田正彦元農相に聞く(3)
data-max.co.jp/280122_ymh_y03/


日本でも、すでに遺伝子組み換え種子の稲がモンサント住友化学(会長:米倉弘昌経団連前会長)の間で開発されている。安倍総理が米国の言いなりに、日本の農業を、小さな農家を早く潰して大企業に遺伝子組み換え種子でコメを作らせようとしている。
 しかし、日本の農地の7割は中山間地域だ。


以上引用


TPPを止めて、まともな社会取り戻さないと。