真の保守とは、鶴岡の故加藤氏語る

加藤氏は、保守の本質ともいえる持論を展開している。


「私は、山形県の鶴岡という、藤沢修平生誕の地で生まれ育ってきたのですが、私たちの保守という基盤はどういうものであったかというと、パブリックなことに貢献する人たちの集まりが実は保守なのです。よく自民党の基盤は特定郵便局だとか、建設業界とか遺族会とか言われていますが、それはここ20年くらいの話でして、

本来の自民党の基盤というのは、地域社会のなかで、自分の地域の存在、または存続に責任を持つ側に立とうという人たちの集まりなのです。」

 では、パブリックに貢献する人とはどのような人なのか。

加藤氏は、村の祭りを例にとり、

「静かに寄付をして、まとめやく側にたって要求をしない。また、祭りの準備のためにより多くの時間をボランティアとして費やす。そして、地域社会には要求型の人もいるからこれがぶつかり合うとまとまらない。先の人々は、まとめ役に側にたって要求側に立たない。」

と述べている。

つまり自発的に貢献をし、自らの要求を抑えてでもまとめ役を担う人がパブリックに貢献する人だというのだ。

そして、保守とはこういう人々の集団、つまり公益のために尽力する人々の集団だというのだ。

この加藤氏の記事は、下記の書に収録されています。

ブックレット『日本の未来と市民社会の可能性』(言論NPO、2008年)



極右ブラック労働党である安部自民党

言うまでもなく、保守ではありません。ただのガリガリ亡者の集まりと化しているのです。

「自発的に貢献をし、自らの要求を抑えてでもまとめ役を担う人がパブリックに貢献する人であり、保守の方々といえるのです。
(これは、かつての中道から左派に属した自民党議員にいましたが、今はことごとく排除され、いません)

そうでない方々は、ただ自分達のみに利することのみを、品性なく追求する方々であり、地域社会はもとより国家社会についてもガリガリの要求型の主張をするのみですから、地域社会は、もとより国家社会の公益を大切にする考えなど脳裏には皆無であり、徒党を組んで仲間たちのみの際限なき利益獲得をのみ追求しギクシャクさせるなど大日本帝国時代を再現するだけが生き甲斐となった品位なき賎しい集団と化しているのです」

従って、今日も、中日夕刊に、虚偽の事実を述べ大本営発表を繰り返す品性なき答弁をしたことが報じられています。

以下は、中日新聞夕刊より


PKO新任務「リスクある」 稲田防衛相答弁

2016/10/12 夕刊

 稲田朋美防衛相は十二日午前の衆院予算委員会で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣している陸上自衛隊に「駆け付け警護」など新任務を付与することに関し「駆け付け警護を含め新任務にも、これまで同様(自衛隊員に)リスクはある」と述べた。

 民進党緒方林太郎氏が、新任務の付与で隊員のリスクが増えるのではないかと尋ねた。

 稲田氏は日本有事の対応や災害派遣の例を挙げ
自衛隊員の任務はこれまでも常にリスクを伴う」と指摘。

その上で安全保障関連法に基づいた新任務について

「任務が増えるからその分リスクも増えるというわけではない。隊員が実際に負うリスクは一足す一足す一イコール三、といった足し算で考えるような単純な性格ではない」

と述べた。

 稲田氏は十一日の参院予算委で、

新任務を付与した場合も
「リスクは高まることはない」

と述べていた。



さらには、こんな記事も
社会面
在特会記事の名誉毀損訴訟

稲田防衛相が二審も敗訴
2016/10/12 夕刊

 「在日特権を許さない市民の会」(在特会)と近い関係にあると報じた週刊誌「サンデー毎日」の記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、稲田朋美防衛相が発行元の毎日新聞社に五百五十万円の損害賠償と謝罪記事の掲載を求めた訴訟の控訴審判決で、

阪高裁(田中敦裁判長)は十二日、請求棄却の一審大阪地裁判決を支持、稲田氏側の控訴を棄却した。

 判決によると、

サンデー毎日

二〇一四年十月五日号で
「安倍とシンパ議員が紡ぐ極右在特会との蜜月」
との見出しを掲げた記事を掲載。

本文では

「稲田氏の資金管理団体在特会幹部に近い人物八人から計約二十一万円の寄付を受けていた」と指摘して「近い距離が際立つ」などと報じた。

 稲田氏側は「在特会を支持している印象を与え、社会的評価を低下させる」

と主張したが、

田中裁判長は判決理由
「意見や論評の域を逸脱しない」

と一審同様の判断で請求を退けた。

 稲田防衛相は「判決を読んでいないが、上告することになると思う」とのコメントを出した。毎日新聞社は「主張が認められた妥当な判決だ」としている。