永世武装中立国家としよう

 実弾射撃演習「富士総合火力演習」(総火演)を日本国民は数年に1回は、見学するのが良いでしょう。

 大砲や戦車による実弾発射、斉射の威力を見るとき、見学者の地元、自宅周辺に於いて、実戦により、機関銃や戦車砲が発射され、その目標と自宅および周辺建物などが破壊された状況を想像すれば、何処の国であれ、すさまじい破壊があってはならないと思わない方はいないと思います。

 国籍を問わず、戦争地域を問わず、誰でもが凄まじい破壊と殺戮に遭遇することを望むはずは有りません。

 人が正常な普通の精神状態であれば、総合火力演習に垣間見れる凄まじい破壊攻撃に直面しその渦中で殺害されることを望むはず、あり得ません

ですから

 正常な普通の日常生活を送る人間集団は、総合火力演習に垣間見れる凄まじい破壊攻撃に直面しない人生を送ることを望むのです。

 国家単位で凄まじい破壊攻撃できる専門集団として軍備を備えている現代にあって、国家政策として外交努力により、平和な状態を維持することを対外政策の基本に据え、徹底的に、総合火力を用いずに済む国家間のお付き合いをしなければならないのです。

しかしながら、

国家によっては、他国を侵略することにより、他国に有る財物を強奪し、自国の財を豊かにする事を目論む国家も、残念ながら存在しています。

それは、経済制度が自由主義経済制度であるか、共産主義制度であるか、を、問いません。

 それぞれの経済制度の如何を問わずに、経済制度において実権を有する支配階層の邪な欲望である強盗主義が蔓延り、名目だけは、綺麗事を掲げながら、実態は他国に於ける財物に関する利益の強奪である侵略戦争であり、領土の侵略植民地化やまたは、傀儡政権を樹立し、自己の欲望を満たそうとするのです。

 人類の名誉をかけて人間性豊かに暮らすことを宗とする国家社会に有っては、永世武装中立国家宣言し、自国領土領海領空を、武力により侵害せしめんとする侵略攻撃国家の侵略戦争に対してはこれを正当防衛権を行使し、徹底的に撃退することを全世界に通知し、いかなる戦争にも荷担せず、の、国家とし永続する。或いは、永世武装中立国家宣言せずとも、戦争絶滅法を制定し、国家政権政党の指導陣とその家族をのみ出陣させ、国家間の紛争を当事国家間のそれぞれの、政権政党の指導陣とその家族をのみで、戦わせ、その結果で、勝敗を決し双方国民は従うこととすれば、命や国土が無惨に損なわれることは避けられるのです。この場合は、双方国民は、実況中継で双方代表政権指導陣とその家族による殺戮合戦を眺めるだけでよいのですね。

 1日も早くに、永世武装中立国家宣言を日本国憲法に追加規定しようではありませんか。