愚劣政権

5214…極右ブラック晋三らしい大日本帝国時代擁護含む演説…
2015/04/23 22:51
真詮寺掲示板
帝国日本が侵略植民地化戦争をしたことなどあたかも皆無であるかのごとき演説であり、日本人として、うつむかねば諸外国や被害諸国を歩けない、まことに卑劣な演説です。かような、女々しい演説の将来に及ぼす影響は、日本の信用低下と民族の恨みを新たにすることでしかないでしょう。

解釈改憲集団的自衛権など日本の防衛に無縁な戦争に宣戦布告なき荷担を、旗をフリフリ戦争荷担カタンと音程はずした音痴な聞くに耐えない内容の歌詞を歌いながら、昭和天皇今上天皇両陛下が靖国に参拝廃止した理由を百も承知の上で、厚かましくも無視し、憲法学の単位不可しかとれない中身の発言を繰り返す、低学識低教養を全世界に自ら晒して恥じない傲慢の者と、行く末には、史書に大文字で記されるでしょう。

以下は、

中日新聞記事転記
詳報
安倍首相のバンドン会議演説全文
2015/4/23
 【ジャカルタ=共同】安倍晋三首相のアジア・アフリカ会議バンドン会議)六十周年記念首脳会議での演説全文は次の通り。

     ◇

 バンドン会議六十年の集まりを実現されたジョコ・ウィドド大統領閣下、ならびにインドネシアの皆さまに心からお祝いを申し上げます。アジア・アフリカ諸国の一員として、この場に立つことを私は誇りに思います。

 【共に生きる】

 共に生きる。

 スカルノインドネシア元)大統領が語ったこの言葉は、六十年を経た今でも、バンドンの精神として私たちが共有するものであります。

 古来、アジア・アフリカから、多くの思想や宗教が生まれ、世界へと伝播(でんぱ)していった。多様性を認め合う寛容の精神は、私たちが誇るべき共有財産であります。

 その精神の下、戦後、日本の国際社会への復帰を後押ししてくれたのも、アジア・アフリカの友人たちでありました。この場を借りて、心から感謝します。

 六十年前、そうした国々がこの地に集まり、強い結束を示したのも、歴史の必然であったかもしれません。先人たちは「平和への願い」を共有していたからです。

 【共に立ち向かう】

 そして今、この地に再び集まった私たちは、六十年前より、はるかに多くの「リスク」を共有しています。

 強い者が、弱い者を力で振り回すことは、断じてあってはなりません。バンドンの先人たちの知恵は、法の支配が大小に関係なく、国家の尊厳を守るということでした。

 卑劣なテロリズムが、世界へまん延しつつあります。テロリストたちに世界のどこにも安住の地を与えてはなりません。

 感染症や自然災害の前で、国境など意味を持ちません。気候変動は、脆弱(ぜいじゃく)な島国を消滅リスクにさらしています。どの国も、一国だけでは解決できない課題です。

 共に立ち向かう。

 私たちは今また、世界に向かって強い結束を示さなければなりません。

 【日本の誓い】

 その中で、日本は、これからも、できる限りの努力を惜しまないつもりです。

 「侵略または侵略の脅威、武力行使によって、他国の領土保全や政治的独立を侵さない」「国際紛争は平和的手段によって解決する」。バンドンで確認されたこの原則を、日本は先の大戦の深い反省と共に、いかなる時でも守り抜く国であろう、と誓いました。

 そして、この原則の下に平和と繁栄を目指すアジア・アフリカ諸国の中にあって、その先頭に立ちたいと決意したのです。

 六十年前、インドの農家と共に汗を流し、農機具の使い方を伝え、スリランカの畜産者たちを悩ませる流行病と共に闘うことから、私たちはスタートしました。

 そして、アジアからアフリカへ。日本が誇るものづくりの現場の知恵や職業倫理を共有してきました。エチオピアでは「カイゼン」のトレーニングプログラムにより、生産性が大幅に向上しています。

 一九九三年には、アフリカの首脳たちを日本に招き、互いの未来を語り合う、TICAD(アフリカ開発会議)をスタートしました。

 暦はめぐり、世界の風景は一変しました。

 最もダイナミックで、最も成長の息吹にあふれる大地。それこそが、アジアであり、アフリカであります。

 アジア・アフリカはもはや、日本にとって「援助」の対象ではありません。「成長のパートナー」であります。

 来年のTICADは、初めて、躍動感あふれるアフリカの大地で開催する予定です。人材の育成も、インフラの整備も、すべては未来への「投資」であります。

 【共に豊かになる】

 共に豊かになる。

 アジア・アフリカには無限のフロンティアが広がっています。

 オープンでダイナミックな市場をつくりあげ、そのフロンティアを子や孫にまで、繁栄を約束する大地へと変えていかねばなりません。TPP(環太平洋連携協定)、RCEP(東アジア地域包括的経済連携)、FTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)は、さらにアフリカに向かって進んでいく。私はそう考えます。

 成長をけん引するのは人材です。それぞれの国の多様性を生かすことは、むしろ力強いエンジンとなるはずです。日本は女性のエンパワーメントを応援します。手と手を取り合って、アジアやアフリカの意欲あふれる若者たちを、産業発展を担う人材へと育てていきます。

 アジア・アフリカの成長を、一過性のものに終わらせることなく、永続的なものにしていく。その決意のもとに、日本は、これらの分野で今後五年で三十五万人を対象に、技能の向上、知識習得のお手伝いをする考えです。

 【むすび】

 私たちの国々は、政治体制も、経済発展レベルも、文化や社会のありようも、多様です。

 しかし六十年前、スカルノ大統領は、各国の代表団に、こう呼び掛けました。

 私たちが結束している限り、多様性はなんらの障害にもならないはずだ、と。

 私たちが共有しているさまざまなリスクを再確認すれば、多様性のもとでも、結束することなど簡単でしょう。

 直面するさまざまな課題を解決するために、私たち、アジア人、アフリカ人は、結束しなければなりません。

 この素晴らしい多様性を大切にしながら、私たちの子や孫のために、共に平和と繁栄を築き上げようではありませんか。

 ありがとうございました。

ジャカルタ・共同)