大日本帝国時代の奴隷制社会が美しい国日本と言う極右国家社会労働党

極右国家社会ブラック労働党公明党連合政権の目指している
「美しい日本国」とは、大日本帝国時代以前のブラック労働社会、すなわち奴隷制社会の再現のことなのです

以下は、ブロゴス記事より
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■ ライフ
蟹工船2.0】 アベ政権が舵をとる「労働者生き地獄」への航海

田中龍作

ワーキングプアを限りなく広げる「労働者派遣法の改正」に抗議する労働者。=2015年、国会前 撮影:田中=

 文・辻井裕子 / 主婦 

 友人の娘が再就職した。

残業代も休日出勤手当も払わないブラック企業だ。

終電を逃すと会社で仮眠し、始発で帰宅する。

シャワーを浴びると、また会社へ。

タッチ・アンド・ゴーである。

 ワタミヤマダ電機日本郵便・・・過労死や過労自殺が後を絶たない。

このままではいけない、と再就職したのが去年の秋だった。

彼女は続けてブラック企業に就職したのである。

 真田丸じゃないが、一家総出で知恵を絞って生き残りを考えなければいけない時代になった。

 私の周囲にこんな人がいた。「デザイナーでは食べていけなくなったので、事務所をたたんでタクシー運転手になった。それでも食べていくのがやっとだ」。

 「地方にいると本当に仕事がない。従業員や家族に迷惑をかけたくないので、倒産する前に会社を整理することにした」という話も聞いた。

 2014年の段階で、年収300万円以下の人口が全給与所得者の4割を超えた。その中でも半数以上(=約1,100万人)が、「ワーキングプア」といわれる年収200万円以下だ。

おびただしい数の求人があるが、労働条件は良くない。あげくに実際会社に行くと求人票に書かれている条件と違ったりすることもある。=都内ハローワーク 撮影:田中= 

 テレビを見ていたら、「お正月商戦で何を買ったか?」という特集をやっていた。銀座の街頭インタビューで、ベビーカーを押した若い夫婦が妻のダウンコート28万円也を買ったと答えていた。

 言葉を失った。非正規労働者の2か月分の収入と同じじゃないか。

 年金カット法案を通すが、掛け金は毎年値上がりする。子供の貧困は民間基金で賄う。軍事研究の予算だけが増大する。隣国の脅威を煽る。これでは、国家のために庶民が大量に無駄死にした、かつての戦争と同じ構図ではないか?

 国家のために庶民が身も心もボロボロになるまで尽しても、何の見返りもなく殺されかねない。

 このまま自公政権が続けば、現代版蟹工船日本丸」の向かう先は、地獄でしかない。

 「おい、地獄さ行(え)ぐんだで!」

 小説「蟹工船」(小林多喜二)の結末は、ストライキをやろうとした労働者たちが帝国海軍にあっさりと鎮圧されて終わる。

 「俺達には、俺達しか、味方が無えんだな。

始めて分った。」労働者に言わせた小説の発表から88年目。時代の歯車は逆回転して当時に追いついたようだ。

  ?終わり?


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2 白人以外の人種を憎悪する者には負けません

■ 政治
「黒人にはチップあげない」 米バージニア州で客がメモ
BBCニュース



バージニア州で7日午前、客に「最高のサービスだった 黒人にはチップあげない」と手書きされた領収書を渡されたアフリカ系のウェイトレスを、店の常連客やソーシャルメディアの人たちがこぞって応援している。
「アニータのニューメキシコスタイルカフェ」で働くケリー・カーターさんが、20代に見える白人カップルを給仕したところ、2人は朝食に30.52ドル(約3500円)を払ったものの、「最高のサービスだった 黒人にはチップあげない」と領収書に手書きして店を出たという。
カーターさんによると、カップルの1人は出された朝食をほめていた。
米国では、飲食店のウェイターやウェイトレスの給料は最低賃金以下のことが多く、そのため客からのチップは重要な収入源になっている。それだけに米国では、飲食店で給仕されてチップを払わないことは異例。
レストラン・チェーンのオーナー、トミー・テレズさんはBBCニュースに、周りの反応は「ものすごい」と話した。
常連客が次々と店を訪れてカーターさんを抱きしめていくほか、カーターさんに現金を渡す客も後を絶たず、オンライン寄付サイトでは義捐金300ドル以上が集まったという。
カーターさんは、差別的なメモを残した白人カップルの外見を覚えているので、もし2人がまた来店したら、自分が注文を取りたいと話している。
「たったひとつの憎悪コメントで私は動けなくなったりしない。大いに歓迎する」とカーターさんは言い、「私の問題ではなく向こうの問題なので。ダメージを受けたのは私ではなくて向こう。私はおかげでもっと強くなるだけ」と話した。
オーナーのテレズさんは、カーターさんの対応は「とても良かった」と評価し、もし2人が再来店したら自分が給仕したいというカーターさんの希望を支持している。
テレズさんは、2016年米大統領選の影響で「人種差別が過去1年半、ずっと話題に上っていた」せいで、米国で「一度も消えたことのなかった炎」に油を注いでしまったようだと話す。
カーターさんは問題のカップルにまた会いたいと繰り返し、「また2人に給仕したい。そうすれば、向こうのやったことに私は決して負けてないと知らせることになる。本当にそう思う」と強調した。
(英語記事 We don't tip black people, note to Virginia waitress said)

「黒人にはチップあげない」 米バージニア州で客がメモ
BBCニュース


3 ■ 政治

アベ政治を許さない」のが真の「保守」なのだ

五十嵐仁

 解散は全く考えていない、予算の成立を最優先すると、安倍首相は繰り返しています。

それは解散しないのではなく、したくてもできない状況が生まれているからではないでしょうか。

 一つには自民党議席を減らすという総選挙予測が相次いでいるからであり、もう一つには保守支支持層内でも「アベ政治を許さない」という意識が強まっているからです。

こうして、従来の支持基盤に地殻変動が生まれつつあり、安倍首相は総選挙で勝てるという確信が持てなくなってきているのです。

 1月8日付のブログ「解散・総選挙戦略でも追い込まれつつある安倍首相」で、次期総選挙についての2つの予測を紹介しました。

一つは『毎日新聞』のもので、

もう一つは『日刊ゲンダイ』のものです。

 前者は、「民進、共産、自由、社民4党が候補者を一本化すれば、計58の小選挙区で与党の現職を逆転する可能性がある」

、後者は創価学会票が自民党にソッポを向けば「逆転は97区にまで増える」と予測していました。

いずれも14年総選挙での数字を基にしており、野党4党が協力することを前提にしています。

 1月9日にはインターネットの「共同通信 47NEWS」が「野党共闘で61選挙区逆転 14年衆院選を基に試算」という記事を配信しました。次のような内容です。

 「2014年衆院選小選挙区(295)の得票を基に、現在の民進、共産、自由、社民の野党4党が共闘して統一候補を立てた場合の与野党の勝敗を共同通信社が試算した。

自民、公明両党候補は計61選挙区で逆転される。

比例代表も含めた衆院議席(475)で265議席にとどまり、自公両党は憲法改正の国会発議に必要な「3分の2」を割り込む。

逆転の61選挙区のうち31は当選1、2回の自民党現職の地元で、同党若手の選挙基盤の脆弱さが露呈した。

次期衆院選で試算通りとなれば、自民党単独では233議席過半数に届かない。

安倍晋三首相の政権運営が不安定化するのは必至だ。」

 もう一つの保守支持基盤の地殻変動は、地方の農村部で生じているようです。

いま話題になっている「農業協同組合新聞電子版」12月29日付に掲載された小松泰信岡山大学大学院教授の「"隠れ共産党"宣言」が、その好例だと言えるでしょう。

 小松さんは「自公政権が親米・新自由主義へと傾斜する中、それに抵抗する両者(保守と共産党)の立ち位置は限りなく接近している」とし、

「純粋に農業政策を協議するに値する政党は日本共産党だけ」だから、「JAグループは真正面から向き合うべきだ」と主張しています。

 また、「『東京で共産党、箱根過ぎたら社会党、村へ帰れば自民党』と言われてきた村社会でも地殻変動の兆しあり」、共産党は「危険思想として擦り込まれてきたが、何か悪いことをしたのですかね。

少なくとも農業問題に関しては、真っ当なことを言っていますよ。

自民党よりよっぽど信用できる」、「政権与党とその走狗である規制改革推進会議に痛めつけられ、真っ当な農業政策を渇望している人が"隠れトランプ"ならぬ"隠れ共産党"となっている」と指摘するのです。

 そして、こう「宣言」されています。

「『俺がアカなら、政権与党は真っクロ、それに媚びへつらうあなたはただのバカ』、『地方の眼力』なめんなよ」と。

 このような「地方の眼力」は、様々な所で発揮されているようです。

その一つを、共産党の本村伸子衆院議員https://www.facebook.com/nobuko.motomura.3?hc_ref=NEWSFEEDが紹介していました。
 静岡県菊川市で「自民党議員が離党し、無所属議員となって、浜岡原発、安保法制=戦争法のたたかいのなかで、日本共産党に入党し、日本共産党菊川市議選予定候補に」なったというのです。

横山りゅういち菊川市議選予定候補がその人です。

 小松さんは「"隠れ共産党"宣言」を発しましたが、横山さんはもはや「隠れ」ることなく、堂々と共産党議員になろうとしています。

詳しい事情は分かりませんが、このような方が生まれているという事実は地方での政治的地殻変動を示す兆候として注目されます。

 その背景を説明しているのが、宇野重規東京大学教授の発言です。

宇野さんは1月2日のTBS「session-22」でつぎのように語っていました。

 「今の日本では『外国人は出て行け』とか『男女平等反対』とか言っている人たちが保守を名乗っていますが、これは完全に間違いです。

これらは排外主義であって、保守主義とはまったく別のものです」

「安倍首相は保守を名乗っていますが、私は疑問を感じています。

安倍首相は今の憲法を否定して別のものに作り変えよう、自分の頭の中にある懐古的な時代に戻ろうとしていますが、これは、かつての保守が戦ってきた思想です」

 つまり、アベ政治は「かつての保守が戦ってきた思想」であり、保守とは言えないというわけです。

だからこそ、

保守支持層内で「アベ政治を許さない」という意識が生まれ、それが「“隠れ共産党”宣言」を生んだり、自民党議員から共産党の議員候補への転身を促したりしているのではないでしょうか。

 平和と民主主義を守れ、憲法を守れ、生活や営業を守れ、子どもを守れ、豊かな自然と環境を守れ、外国人など少数者(マイノリティ)の人権を守れという要求は、「アベ政治」とは対極にあります。

このような要求の高まりこそが、共産党野党共闘への期待を強めている要因にほかなりません。

 民進党の中には共産党と共闘すれば保守層の支持を失うという危惧があるようですが、それは逆なのです。
アベ政治を許さない」のが真の「保守」であり、要求においてシンクロし始めている共産党との連携は、真の「保守」層の支持を獲得する新たな回路を開拓するにちがいありません。

 平和と民主主義を守れ、憲法を守れ、生活や営業を守れ、子どもを守れ、豊かな自然と環境を守れ、外国人など少数者(マイノリティ)の人権を守れという要求は、「アベ政治」とは対極にあります。このような要求の高まりこそが、共産党野党共闘への期待を強めている要因にほかなりません。
 民進党の中には共産党と共闘すれば保守層の支持を失うという危惧があるようですが、それは逆なのです。「アベ政治を許さない」のが真の「保守」であり、要求においてシンクロし始めている共産党との連携は、真の「保守」層の支持を獲得する新たな回路を開拓するにちがいありません。